競合比較機能の使い方
SEOを行う上で、自分のサイトの検索順位は日々チェックされていると思いますが、どのようなサービスや業種であっても必ず競合となる企業があり、もちろん検索結果にも必ず競合サイトが存在します。
今回は、競合サイトの順位チェックに役立つ「競合比較機能」の使い方について、詳しく解説します。
競合サイト比較って大切?
SEOは、「狙ったキーワードで検索順位を上位に上げていこう」というものですが、すべてが1位、2位を独占できるものではありません。
そのため、とにかく1ページ目(10位以内)にランキングされるところが第1目標となりますが、その目標をクリアできたとしても競合サイトよりランキングが下であれば、サイトへの流入では負けてしまっています。
検索順位を上位に上げることはもちろんですが、加えて競合サイトよりランキング上位を目指すことが何より大切です。
そのためには、ベンチマークすべき競合サイトのランキング状況もチェックする必要があります。
しかしながら、競合サイトの検索順位までは細かくチェックできていないという方も多いのではないでしょうか?
すべてのキーワードで、多くの競合サイトをチェックすることは非常に手間がかかりますが、
Gyro-n SEOでは特別な手間を掛けなくても、しっかり競合サイトをベンチマークできる仕様となっています。
「Gyro-n SEO競合比較機能」のしくみ
Gyro-n SEOは、競合サイトを登録するだけで、自サイト向けに登録しているキーワードに対する競合サイトの検索順位も自動的にすべて計測しています。
しかし、自サイトにおいて、複数の商材を扱っていたり、カテゴリが異なるものでSEO対策をしている場合など、扱うキーワードが多岐にわたる状況ではすべてのキーワードが同じサイトと競合しているとは限りません。
キーワードによって、競合サイトがそれぞれ異なります。
競合サイトを的確に設定していない以下の例では、圏外の表示が多くなっています。
これは、キーワードに対して競合サイトがしっかり紐づいていないため、不必要な順位(圏外)が表示されてしまっている状態です。
大変見づらいですよね。
競合比較を正しく表示するために、Gyro-n SEOでは「グループ機能」を利用します。
ここは重要ですので、しっかりご理解いただければと思います。
グループ機能の使い方
Gyro-nサイトを例に取ると、SEO対策キーワードが以下のようになっているとします。
キーワード |
---|
EFOツール |
ABテストツール |
LPOツール |
データフィード広告 |
これらはすべてGyro-nサイトにあるコンテンツですが、競合サイトはそれぞれ異なります。
そこで、それぞれのキーワードをグループ化します。
キーワード | グループ |
---|---|
EFOツール | EFO |
ABテストツール | ABテスト |
LPOツール | LPO |
データフィード広告 | DFM |
競合サイトを登録する際には、ここで作ったグループに対して競合サイトを設定できるようになっています。
これにより、例えばEFOのグループに属しているキーワードに対してはEFOのの競合サイトが、
LPOのグループに属しているキーワードに対してはLPOの競合サイトが表示されるようになります。
Gyro-n SEOの競合比較画面を表示する際は、設定したグループごとに絞り込んで表示することで、無駄な競合サイトの表示がなくなり、必要な競合比較情報のみが表示されます。
また、グループをきちんと登録しておくことで、通常の検索順位チェック画面でもキーワード詳細エリアでは、必要な競合の順位がしっかり表示されるようになります。
- キーワードをグループ分けする
- 競合サイトとグループを紐づけておく
といった作業が必要ですが、 このグループ機能をうまく利用して、競合サイトのチェックに役立てていただければと思います。
ライバル企業の競合サイト、常に順位アップの壁となっているサイト、順位アップを狙うキーワードで常にトップにいるサイトなどは、Gyro-n SEOに競合サイト登録し、競合にあって自サイトで弱い点、ランキングトップのサイトが常に心掛けている点を探り、自サイトが負けているキーワードの順位アップを目指しましょう。
競合サイトは登録時から3ヶ月無料でご利用いただけるスタータープランでも1サイト登録できるようになっています。
競合1サイトにつき月額1,000円(税別)で追加が可能です。