Gyro-nローカル検索コンサルティング・運用支援事業 顧問・永山卓也氏
ローカルビジネスコンサルタント/Googleビジネスプロフィール ダイヤモンドプロダクトエキスパート
ローカルビジネスコンサルタントであり、日本国内でわずか2名(2022年5月現在)のGoogleビジネスプロフィール ダイヤモンドプロダクトエキスパートにも認定。日本各地の自治体・店舗のローカルマーケティングや講演の広い実績を持つ永山氏がGyro-nのコンサルティング事業の顧問に。
Gyro-nの持つ情報収集・解析技術に加え、解析スタッフは全員永山氏による研修を受講。また、Gyro-nのコンサルティングメソッドやレポートのフォーマットは永山氏の監修を受けており、クライアント様には安定した高品質のコンサルティングレポートを提供しています。
ローカルビジネスとの出会い
このたびはGyro-nの顧問にご就任いただきましてありがとうございます。
まず永山さんの経歴からご紹介ください。
どこから話しましょう?一番最初にローカルビジネスに携わったのはもう20年以上前ですね。
高3なんですよ。
高校生!?
まだインターネットを使ってない人も多いけど「時代はインターネットだ!ホームページ作らないと!」と言われ始めていて。個人のホームページを趣味でやっていたら、「ホームページ作れる人誰かいない?」とたまたま知り合いの経営者さんに声をかけられて、安くできないか?というので、高校生の年末年始のアルバイト感覚で受けて。その頃の時給が730円って時に「いくら?10万円?」って言われて、とにかく飛びついたんですよ(笑)
高校生で10万円は目が眩む(笑)
大学もその仕事が広がってホームページの他にもチラシやブックメニュー作りとか。バイト感覚でした。
その後もテレビの制作会社で制作業務とか、大手家電量販店で店舗販売とか。海外のやりとりがあって複数店舗もある雑貨商社でEC管理や店舗マネジメント、卸、アクセサリーデザインなど経験させてもらいました。
途中、フリーランスを挟みながら今の店舗支援みたいな立ち位置の仕事は続けてて。直前に在籍していた企業も、もともとはフリーペーパーや地域サイトの何でも屋みたいなディレクターでしたが、途中からそういう個人的にいただいたお仕事も会社で引き受けてやるようになって……。商工・観光関連で自治体や企業からお声が掛かるようになりました。最終的には8年やりまして今年、完全に独立したという形です。
今のローカルビジネスコンサルタントとしての仕事は?
10年くらい前に、観光やマーケティングの話で講演してくれないかと、自治体から機会をいただいたのが最初かな?
なんでその話がきたんですか?
永山さんはこれが得意だ、ともう結構知られていたんですか?
最初の頃は依頼主の横の繋がりですね。今も多いですけど。最近はTwitterやFacebookからも多いです。
その時はもうGoogleのプロダクトエキスパートの活動はしてたんですか?
その時はホームページとか、Illustratorとか、Photoshopとかいじってて。
まだGoogleマップに携わっているわけではなかった?
Googleマップに携わったのは、フリーペーパーのディレクターをやっている時ですね。仕事の流れでストリートビュー撮影やGoogleプレイス(※Googleマイビジネス、現ビジネスプロフィールの前サービス名)を提案するようになったのがきっかけです。
取材前にサイトとか、案内を見て下調べするじゃないですか。そういう仕事ずっとやってたから、「これウェブサイトこうしたら良くないか?」とか「この仕組みもうちょっとこうしたほうが売れるんじゃないか?」とか。そこに更に「ストリートビュー撮った方がよくないですか?」とか。
取材目的で行ってても、そういう提案すると、仕事がそれで来たりする(笑)ディレクターで取材に行っているはずなのに、帰ってくると「仕事取ってきました!」って(笑)そういうのがきっかけです。このあたりのやり方がそこまで広まってない中、自分がやれるとなると、それがどこかで目に留まるようになって。
それをまたSNSで発信をしたり?
そうそう。そういうところから広がった感はありますね。
あとは、観光や商工の専門家の方々から「一緒にやろうよ」と、自治体やDMOの仕事に誘ってくれるようになって。それから仕事が急増しましたね。
お墨付きが得られた形ですね。
Googleマップやビジネスプロフィールなどのローカル検索にも詳しく、デジタルマーケティングとかもう少し広い領域が扱える。マーケティングの専門家は東京には大勢いるんですが、地方にいる専門家となると急激に少なくなるんです。
Googleビジネスプロフィールに関してもそうなんですよ。地方の状況を把握しつつ、この辺りが網羅的かつ専門的に動ける人がなかなかいないので、お声がけいただくことも多くなりました。東京の仕事も多いんですが、地方で経験を積んで、突き詰めてきたことが良かったですね。
Gyro-nのスポットコンサルティングとか運用支援事業の顧問って話を今回いただいたのも、似たようなポジションの人があんまりいないからですよね?
そうですね。
ローカルビジネスコンサルタントとして
それから、僕のキャリアの中でその間に関わった店舗も凄く伸びたり、潰れたりと、様々な地域、業種ですごく沢山見てきました。
だから、潰れないようにする方法も分かってくる(笑)うまく行かせる方法も。潰れた店舗も、うまくいっている店舗もたくさん見ているからアドバイスがしやすい。
問題のある店舗の何がダメなのか見えるんですね。
今はGoogleビジネスプロフィールの関係で取り上げていただくことが多いんですが、本業はもう少し広いんです。
看板描いたり、チラシを作ったり、メニューを見直したりといった、アナログの支援もやります。自治体やDMOからは戦略策定や分析の支援みたいな仕事も多いです。
ローカルビジネスのマーケティング全般という感じですね。
ディレクター的な仕事も多かったので、ライター視点の文章の書き方とか。デザイナーの仕事として制作の現場も経験を積んできたので、そうしたさまざまな業務の面でクライアントさんや協力会社さんとの合意も取りやすいんです。
いろんな目線が備わっているんですね。
これが大都市圏だと、それぞれの業務が細分化されて専業になってきます。例えば自分はデジタル広告の運用専門、自分はSEO専門、と。
地方ではそうした細分化されたポジションだと仕事が難しいんです。
そうですか?専門家は求められていない?
細分化された専門家よりは、ある程度広くやれる人が求められていますね。
大きな需要があるわけじゃないから、専門性が高すぎると仕事がないんですね。
なぜかというと、地方ではマーケティングとかそういう言葉にすらアレルギーがある。
例えばテレビCMには、企画、編集、撮影、広報、活用とか、いろんな業務があるわけですが、「よくわからないし広告代理店に全部任せます」となることがとても多い。任せた中で何が行われているかを全然知らない。
地方ではこういう状態がずっと続いているから、一気通貫で頼める人が必要とされるんですが、そういう人は東京とか大阪とか、都市部に出ちゃって。だから地方でそのまま活動してる僕とか、そういう人は珍しいっていう状況に、結果的になっている気がします(笑)
永山さん自身もあえてそこに特化させていったんじゃないですか?
もともと全般的に理解を深める機会はあったにせよ、店舗ビジネスで求められることがよくわかったから、ご自身のキャリアもそれに合わせて。
それはありますね。
店舗の支援のお仕事多いんですが、ローカルビジネスの支援ってすごく広いんですよ。全て行うならプロジェクト全体はかなりのボリュームになりますが、その中の細かいタスクも全部手伝わないといけない状況になりがち。
だからGyro-nさんのように、地域の代理店さんとの協力や、スポットコンサルティングサービスを通して地域のオーナーさんのために取り組んでくれるというのは地域の貢献にもなる思います。地域に代理店さんがいるのは凄くいいですね。
ローカルSEOとは?
ありがとうございます。
我々もローカルSEOという側面からの支援になっていて、ローカルビジネスという大きな枠組みの中ではまだまだなんです。ツールで提供できる限界がやはりあります。アナログも含めてオーナーさんを支援したい気持ちは持っているんですが、まずできるところから、となるとローカルSEOの支援になります。
話変わりますけど、永山さん、ローカルSEOの定義ってなんだと思います?
僕のローカルSEOの定義ですか?そうですね、、、(長考)
「ビジネスの集客最大化」。ローカルSEOなので、「ローカル検索における集客の最大化」、というのが強いて言うなら近いかな。
強いて?
僕はこの領域の定義、広くとっているんですよ。この一部、順位だけを指して「ローカルSEOです」「MEOです」って表現を使う人もいますが、それはSEOという軸があったからだと思います。順位を変動させることだけを指して「SEO」と表現したりもされますよね。そこに価値が見出されている言葉の印象が元々あるから順位だけがフィーチャーされて。
「MEO」という造語が初めて出てきた時も、正直、何ともいえない顔になりましたけど上手いこと言うなと思いました。この言葉でブランド化するセールス手法は上手いなと思ったんですが、実際にそのMEOと称される分野は、順位だけで語れない要素がとにかく多い。
例えば僕がやっている仕事で、アナログの施策はMEOなのか?と。「順位」と単純に紐づけるのが難しい。僕の今のスキルセットや活動領域で「MEOやります」「ローカルSEOできます」と言うと全部カバーできないなと思いました。
狭くなっちゃう。
そう。だからこの呼称は敢えて僕は使わないんです。
なるほど。
ブランディングとして「ローカルSEO」と定義して活動することはいいんです。
ただ、今は誤解を招くんですよね。「ローカルSEOやりますよ」と安易に言うと、「順位を上げてくれるんだ!」みたいな反応が返ってくるから説明が大変。だったらもう、最初から使わない方が正しい。
そうですね。
だから、僕なりのローカルSEOの定義としては「今持っているビジネスの集客の最大化」です。
「SEO」とついていると確かに「順位を上げてくれる」と思われがちですね。言葉のイメージが先行して。我々も「ローカルSEO」という言葉は使ってますが、順位アップにコミットするとは言っていません。いかにお客さんを増やすか、いかに店舗の価値を上げるかが一番重要です。
でも、これ我々のジレンマなんですが、どうしてもローカルSEOツールの企業だから、順位や検索評価が上がる、アクションが増える、そういうところしか対応できません。施策のアドバイスも多少やってますが、永山さんのおっしゃるもっと広い領域のローカルビジネスの支援までは提供できていません。
なるほど。
どうすればローカル検索からの来店を増やせる?
ローカルSEOのアクションの話がでてきたので、一つお伺いしたいことがあります。
お客様から「どうすれば電話が増えるんですか?」とか、「どうすれば来店が増えるんですか?」「どうすればウェブサイトへの誘導が増えるんですか?」と聞かれます。永山さんどう答えます?
AIDMAの話を出します。といっても話す先によっては「消費行動に結びつく流れ」みたいな言い方をしますけど。
認知から興味、共感を経て行動に移すまでの流れがあって、どこでうまくいってないのかを、オーナーさんが把握していないことが多いんですよ。うまくいっていても、漠然と商品が良いからだと考えていたり、何か不思議な力によってお客さんが来ているんじゃないかと(笑)
なので、よく要望がある「検索順位が上げる」ですが、途中の過程は無視して、順位が上がるとお客が来るという考えで漠然と順位を上げたがっている。
特に地方で講演させていただく時にはこの話をよくするんですが、こうしたものを一つ一つ紐解いて、消費行動に結びつく流れのどこに課題や問題があるのかを考える。「認知が問題だからここに手を加えよう」となった時に初めて、「順位を上げよう」「キーワードが拾われるようにしよう」と施策が出てくるわけです。
例を出すと、ローカル検索では「美容室」で検索したら出るのに「ヘアサロン」だと出ないことがよくあります。
ありますね。
「なんで出ないの?」と聞かれるんですよ。「だってどこにも『ヘアサロン』なんて書いてないじゃないですか」という話なんですが、よくわからないけどうまい具合に拾ってくれてると思ってる。そこに大きなギャップがあります。
実際はちゃんと発信しないと拾われない。
ローカル検索は特にそうです。
そのお店とどんなキーワードとが紐づいているのかが全く把握できていなくて、何から始めていいかもわからない。調べるつもりがあっても、Googleビジネスプロフィールの運用についての記事の多くは「全部埋めましょう」という話だけで終わってることが多い。
上から全部情報埋めただけでも情報は増えるんで、それなりに機能はするでしょうが、情報入れたら単純に順位が上がって、お客さん来るわけじゃないんですけどね。
支援する側も、検索エンジン向けに最適化する「ローカルSEO」の施策だとするなら、ロジックに基づいたものでなければいけませんね。「情報埋めると順位上がる」ではなく「情報を埋めることで言葉の関連性を高め検索結果を改善する」が正確な表現ですが、仕組みまで考えずに「乱暴」な施策を行いがち。結局それがガイドライン違反や、無理矢理なやり方に繋がる。
結局順位だけに囚われるから、間違った施策をやりがちなんですね。
まさにこれが、僕が常に懸念してる「ローカルSEO」の問題点です。順位が上がって喜んでるけど、それお客さんが来てくれるような文になってますか?という点。
見てくださる人はすごく多いのに全く行動に移されないことがよく起きます。来店に結びつく案内、情報になってないからですが、順位だけしか見ない「ローカルSEO」をやると、そこまで見ないから問題に気づかない。行動、アクション数がいくら増えたかを見ずに、順位上がった!成功だ!と思っているけど、実は来店は増えていない。集客・売上につながらないマーケティング施策は果たして成功って言って良いのかな?と。
そうですね(笑)
他にも陥りがちなのは、、、何で笑うんですか(笑)
すみません、と思って。。。いちベンダーとして。。。
検索ユーザー向け、検索エンジン向け、二つの施策を両輪で回せていないこともコンバージョンにつながらない原因としてありがちです。意識せずやっている方が多いですが、投稿とか、情報を入れる時に、それは誰のためかをよく考えてもらいたいです。Googleに向けたものなのか、検索者のためのものなのか。できれば両方ある方がいいですね。
そうですね。ツールベンダーや、施策を支援する業者にも問題が結構ありそうです。
全てが全てじゃないでしょうけどね。
ローカルSEO支援業者、ツールベンダーとしてあるべき姿は?
でも、かなりあると思います。各店舗の特徴や強みを把握せずに、「こういう飲食店はこうあるべき」と通り一辺の施策提案を乱暴にしてしまう業者さん、いそうです。自戒も込めて強調していきたいです。
圧倒的にヒアリングする量と質が足りていないように思います。ある程度支援するなら、もっとその店舗の把握を行わないと方向性を見誤ります。
まず店舗が状況を正しく把握すること。そうでないなら、支援をする側はそれを指摘しなきゃいけないですね。状況を把握する方法については我々ツールベンダーも支援できるはずです。
お互いにわからずに仕事が進行しているんです。キーになることを店舗も支援側も把握できていないのに、単純に検索数や順位だけを見て、上がっている、下がっている、と話が進んでしまって実のない仕事になっていることがすごく多い。
「ローカルSEO」「MEO」という言葉が出て数年経ちますが、皆さんまだやり方がわかっていませんし、ツールベンダーやコンサル側も経験がまだ浅いんだと思います。
けれども、「ローカルSEO、MEOやらなきゃいけない」「Googleビジネスプロフィール運用しなきゃいけない」「発信しなきゃいけない」、というところまでは、店舗オーナーさんもわかってきています。そういう店舗オーナー、企業さん増えてきているという実感はあります。でもまだ、やり方とか、何が正しいのか、何が間違っているのかはわからない。
なんで増えてきたんだと思います?
なんででしょう?
Googleマイビジネスが注目されるようになってきて、色々な方が「やったほうがいい」って言うようになったのが理由なのは確かです。そして新型コロナウィルス流行ですね。
はい。
みんな何かいい集客手段を模索しているその中で、言葉の是非はともかくGoogleマイビジネスを紹介する人の中に「先行者利益」という言い方をしてる方がたくさん居まして。。。
よく聞きました!
あれって是非はともかく今の時代、時勢も含めて魅惑的な言葉だったんですよ。何度も言いますが、言葉の是非はともかくとして。
なるほど。
「先行者利益だ!」と誰かが言い始めて、それに「やらなきゃ損だ!」と飛びついた人がいて。よく「地方が何年遅れている」って話あるじゃないですか。そのことやコロナの状況もあって、意識の低かった人たちも遅れてこの集客手段をどこかで知った時にこうした魅惑的な言葉が踊っていたら、「先行者利益か。なるほど!」と、時勢も含めて一気に導入が進んでいる感はあります。
最初に「MEO」という言葉を使って営業を始めたあたりの方たちが、その「先行者利益」を営業トークに盛り込んだという印象です。
「MEO」と同じくセールス用語だと思います。
きっと全国の店舗でそういう営業電話がめちゃくちゃ鳴ったんじゃないですか?それで集客施策としてローカルSEO、MEOというのがあるという理解までは定着したと思います。
やりたいけどやり方がわからないという話に戻りますが、先日永山さんとご一緒した岐阜県の調査案件でもそういう方が多いと印象を強くしたんです。でも、中小零細の店舗や企業さんにコンサルを頼む金銭的な余裕があるかというと、厳しい。そんな店舗さんを少しでも支援したいという思いから、今回スポットコンサルティングサービスを作ったんです。
Gyro-nローカル検索コンサルティング・運用支援事業顧問として
スポットコンサルティング顧問の話をいただいたとき、後ろから僕がやってきた経験の中でなにが活きるのかを考えました。ローカルSEOやGoogleビジネスプロフィールの知見だけでコンサルするならそこまで自分は活きないな、と。
さっきも言いましたが、皆さんの悩みを紐解いていくと、デジタルに今まで関わってこなかった業種・業態・地方の店舗では、インターネットで集客をしたいと考えても、問題が可視化されていないことがすごく多いんです。それに答えを提供できる人がすごく少ない。専門が細分化された方に支援を依頼する側にも知識が必要だし、わからないからまとめて丸投げすると社内に知見が貯まらない。
それを解決できる可能性があるのがスポットコンサルティング。まず丸投げに近い形ででも依頼してもらえたら、状況の把握と施策の方向性が出てくる。これをビジネスコンサルタントなどの大きな括りでやろうとすると今度は大きすぎます。費用対効果がよくて、優先順位的にも高いローカル検索に絞って、状況を把握できる、施策を進められるものになれば、僕は力になれると思います。
まさに、そこがお願いしたいところです。我々はツールベンダーですから作業の省力化とデータ収集はツールで提供する。
岐阜県の調査案件で実現が難しいと思われた機能開発をいくつか成功させて、データ収集と加工に関してはかなり自信を持ちました。データ収集と、発信作業の省力化はツールで支援、そこに永山さんの知見を合わせてコンサルティングサービスとして提供する。それを高額になる長期プロジェクトはなく、必要とするタイミングでスポットで支援させていただくサービス設計です。
知見がなく、取っ掛かりもわからない店舗・企業様には、まずはスポットコンサルティングで理解してみていただきたい。こういうデータがわかった、現状はこういう傾向だ、と理解した上で、我々からの施策提案をやってみる。施策の実行フェーズは、お客様ご自身でやるのでお金はいただきません。
いやー。なるほど。
また施策後の効果検証が必要になったらご依頼いただいて、「4ヶ月、5ヶ月経って現状はこう」「もっとここはこうした方がいい」という、デジタル・アナログ両面からの解析、施策提案を、永山さんの知見を交えて提供します。
自治体に限らず、店舗のGoogleビジネスプロフィール相談に共通していると感じることがあります。ちょっと先しか見てないんですよ。ロードマップがなかったり、あるいはロードマップが短すぎて、登録して終わり、順位を上げて終わり、このキーワードの順位が上がって良かった、で終わり。自治体でも民間でも、そこから発展して「次はこうする」というところまで押し込めていない。
自治体は年間の予算があるから短くしか見ていないのかな。企業もそうなんですか?
基本的に民間も自治体もそこまで違いません。年間予算が付いているとしても、継続しないと意味がないこういう事業は本来は引き継いで何か年計画とか、先を見据えた計画をした方がいいんです。なのに、なんで短期的なものになるのかで言うと、予算に対しての即効性を求めているからだと思います。
Googleビジネスプロフィールでも、次の運用を考えないといけないのに、オーナー登録しただけで終わってしまう。本来であれば、これだけの経済効果が出たからもっと登録店舗を増やしてこういう施策を進めていこう、となるべきなのに、登録だけして「で、何したらいいんですか?」と聞かれることがよくあります。ロードマップが組めていない、先をイメージができていないことが原因にありそうです。
そうですね。
ここが僕の力を一番発揮できるところで、どういう形で、最終的にどこまで持っていくのかを含めての話ができます。
確かに「予算がつくから、その期間内で頑張ってくれ」という話はよくいただきますね。
今回のスポットコンサルティングサービスではスポット時だけで普段は料金をいただきませんが、その間も全く放置するわけではなくて、毎月ミーティングで方向性の確認や進捗は話そうとしています。
そこで、もう一回ヘルスチェックをして欲しい、となったらまたコンサルティングに入る、というスタンスで行くので、長いお付き合いができるのかなと思ってます。永山さんがおっしゃったように、長いスパンで独自の計画を立てていく、短期的なKPIと長期的なKPIを作りながら支援することは重要ですね。
そうですね。お仕事をいただいて、そのローカルビジネスに携わっていく以上は、短期、中期、長期という視点でアドバイスできることは非常に重要です。
Googleビジネスプロフィールいいよ、と皆さん導入を始めたけれど、じゃあ何をすればいいのかな?という時期にちょうど今来ています。
そうですね。まさにそのタイミングでスポットコンサルティングを提供したいと思っています。
Gyro-nが店舗側、支援側お互いに気づきのあるツール、サービスであればいいですね。
はい。ぜひ、それをご一緒に。
ぜひよろしくお願いします。
スポットコンサルティング関連ページ
- MEOツール
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Googleビジネスプロフィールの情報・投稿管理、ローカル検索順位計測、検索結果解析。ローカルSEOのための統合ツール。
- MEOに必要な機能全部のせ!ローカルSEOパッケージプラン
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Gyro-n MEOに、サイテーション管理、口コミ獲得・管理、WebサイトのSEO計測など、ローカルSEOのPDCAに必要な機能を盛り込んだプランです。