Indeedの求人掲載方法とデータフィードの活用法
Indeed(インディード)は、求人情報を無料で掲載できる求人検索エンジンで、その規模は世界一です。
Indeedに掲載することは、採用活動を行う企業にとっては必須となっています。
Indeedに求人情報を掲載するには、以下の2通りの方法があります。
- Indeedに直接求人情報を登録して掲載する
- 自社の求人ページをクロールしてもらい、その情報が掲載される
数多くの求人情報を管理・運用している場合、求人情報を直接Indeedに登録するのは非常に手間がかかります。
また、情報の更新やタイムリーな掲載の取り下げなどのメンテナンス作業もスピーディかつ効率的に行うことが必要となってくるため、それを人的リソースでまかなおうと思うとかなり困難です。
そのため、自社の求人ページをIndeedにクロールしてもらう方法が有効です。
しかしこの方法では、Indeedがクロールするタイミングを企業側がコントロールできず、最適なタイミングでの更新や緊急の対応が難しいというデメリットがあります。
これらの問題を解決し、求人情報の掲載から更新までスムーズに行える方法として、「データフィード」の活用があります。
データフィードについて初めて聞く方も心配する必要はありません。
データフィードの基本的な仕組みから、Indeedでのフィード作成、活用方法まで詳しく解説していきます。
Web広告のスムーズな導入・連携ならGyro-n DFM
Gyro-n DFMは、商品データの一元化、ワンタグによる最適化で、データフィード広告のスピーディーな導入と効率的な運用を可能にします。
詳しい資料をダウンロード(無料)目次
インディードとは?
Indeed(インディード)は、2004年にアメリカ・テキサス州のオースティンで設立された求人情報検索エンジンです。
60を超える国と地域でサービスを提供し、28の言語に対応しています。
インディードのミッションは「We help people get jobs(人々の仕事探しのお手伝いをする)」であり、あらゆる業界、職種、地域の求人情報を一箇所で提供しています。 毎月3億人以上の訪問者を持つ国内最大の求人アグリゲーションサイトです。
日本では、2012年にリクルートホールディングスが子会社化しサービスを展開しています。
インディードの求人広告の仕組みと効果
インディードに掲載される求人の情報源となるのが、各企業が公開する求人広告です。
インディードの求人広告は、求職者が入力したキーワードや検索条件(エリア職種、雇用形態、年収など)に基づいて表示され、求職者と人材を募集する企業を効率的にマッチングさせます。
インディードに求人情報を掲載する方法は、自社の求人ページをクロールしてもらう方法、もう一つはインディードに直接掲載する方法です。 どちらの方法でも無料で掲載が可能です。
また、有料のスポンサード求人広告を利用すれば、自社の求人広告をより多くの求職者に見てもらうことも可能です。
こうしたインディードの求人広告の機能は、企業にとっては採用の成功を、求職者にとっては理想の職を見つける手段を提供します。
Indeedの掲載にデータフィードを活用する4つのメリット
インディードへの掲載方法として、求人情報を個別に手動で登録する方法もありますが、大量の求人や多種多様な求人情報を管理する場合には、この方法は現実的ではありません。
そこで、自社が運営する求人ページに掲載されている多様な情報をデータフィードとして登録する方法がおすすめです。
以下に、データフィードを活用する4つのメリットを詳しく説明します。
求人情報の迅速な更新が可能
データフィードを活用することで、求人情報の更新を迅速に行うことができます。
大量の求人情報を一括で更新できるため、タイムリーな編集や更新が可能となります。
求人情報の細かいチューニングが可能
データフィードを利用すれば、求人情報の効率的なフィード調整が可能です。
これは、職種やカテゴリーといった条件ごとにフィードに調整を加えることや、エリアごとの配信除外等の設定がフィード管理によって容易となるからです。
求人情報の掲載媒体の拡大が可能
データフィードを活用すれば、求人情報の掲載範囲を拡大することができます。
例えば、ベースとなるマスターデータを用意しておけば、インディードの他にも「求人ボックス」や「スタンバイ」などの他の求人媒体用のデータフィードも生成することが可能となり、求人情報を広範囲に掲載することが可能になります。
この掲載媒体の拡大は、データフィードを活用する最大のメリットです。
求人情報のコスト削減が可能
データフィードの利用は、求人情報のコスト削減につながります。
手動で対応すると作業時間や手間がかかり、人為的なミスの問題も発生しますが、データフィードは一度作成すれば他媒体にも展開できるため、掲載ミスがなくなり、予想されるコストを大幅に削減することができます。
データフィード活用によるデメリット
データフィードを利用することには数多くの利点がありますが、一部のユーザーにとっては、技術的な知識が必要となるなどのデメリットも存在します。
インディードで利用されるデータフィードの形式は、XML形式となります。
XMLフィードの作成と管理には、基本的なコーディング能力やXMLの知識が必要です。
Indeedに掲載するデータフィードの作成方法
冒頭でも解説しましたが、Indeedのデータフィードを作成するには、手動で行う方法とデータフィードツールを使う2つの方法があります。
フィードを手動で作成するには、コストはかかりませんが、フィードに関する知識と手間がかかります。
また一度作成して終わりではなく、メンテナンスや情報更新を行うなどの工数も必要です。
コストはゼロとは言え、人的コストは必然的にかかっていることになります。
少数の求人情報なら対応可能かもしれませんが、多数の求人情報を管理している場合は現実的ではありません。
そこで、データフィードツールを活用してフィードを作成することが、工数やノウハウ、コスト面においてもメリットが高い方法です。
弊社が提供するデータフィード最適化ツール「Gyro-n DFM」を利用すれば、特別な技術的知識は必要ありません。
フィードの作成から配信、他の求人メディアへの横展開までスピーディに行うことができます。
次に、データフィードの作成の仕組みについて解説します。
ここからは技術的な解説となりますので、インディードに掲載するためのフィード作成をすべてお任せしたい方は、ぜひGyro-nまでお問い合わせください。
サポートスタッフが、フィード作成から配信まで全て対応いたします。
Indeedのフィード作成の基本的な構成
データフィードは、求人情報を構成するさまざまな要素を集約したものです。
一般的に、データフィードには以下のような要素が含まれます。
これらの情報は、求職者が求人を検索、比較、選択するための重要なガイドとなります。
データフィードの要素 | 説明 |
---|---|
求人タイトル | 求職者が最初に目にする部分で、求人にクリックするかどうかを大きく影響します。 |
求人説明 | 求人の具体的な内容、求められるスキルや資格、業務の詳細を説明する部分です。 |
採用企業名 | 企業名は求職者が求人に興味を持つかどうかを決定する重要な要素です。 |
場所 | 勤務地は、求職者が求人を検索する際の重要なキーワードです。具体的な住所や地域名を含めることが重要です。 |
給与情報 | 明確な給与情報は、求職者が求人を検索する重要な情報となります。 |
インディードに対応しているフィード形式は「XML形式」
インディードが対応するフィード形式は、XML形式です。
XMLはデータを構造化し、検索エンジンがデータを効率的に読み取ることができるフォーマットです。
XML形式のデータフィードは、簡単に説明すると以下のような構造を持っています。
<求人>
<求人タイトル>サポートスタッフ</求人タイトル>
<求人説明>Gyro-n製品の導入をサポートするお仕事です</求人説明>
<採用企業名>株式会社ユニヴァ・ジャイロン</採用企業名>
<場所>東京都港区</場所>
<給与情報>月給30万円〜</給与情報>
</求人>
それぞれの値は、各要素のタグで囲むことにより、検索エンジンにその値がもつ意味を伝えます。
以下は、インディードの掲載に必須のXMLフィード要素一覧です
データフィードの要素 | 説明 |
---|---|
title | 求人のタイトル |
date | 求人が掲載された日付 |
referencenumber | 求人の一意の識別番号 |
url | 求人詳細ページへのリンク |
company | 求人を出している会社の名前 |
city | 求人の勤務地の市区町村及び町域まで |
state | 求人の勤務地の都道府県 |
country | 求人の勤務地の国名 |
postalcode | 勤務地の郵便番号 |
streetaddress | 勤務地の具体的な住所 |
description | 求人の詳細な説明 |
salary | 提供される給与の情報(時給・日給・月給・年収で設定) |
education | 求人に求められる最終学歴 |
jobtype | 職種(フルタイム、パートタイムなど)を示します。 |
experience | 必要な経験年数 |
expirationdate | 求人の有効期限 |
基本的なフィード要素を具体的に記述したサンプル例としては以下となります。
<?xml version="1.0" encoding="utf-8"?>
<source>
<publisher>株式会社ユニヴァ・ジャイロン</publisher>
<publisherurl>https://www.gyron.com</publisherurl>
<job>
<title><![CDATA[サポートスタッフ]]></title>
<date><![CDATA[Tue, 21 Jun 2023 22:49:39 GMT]]></date>
<referencenumber><![CDATA[unique123131]]></referencenumber>
<url><![CDATA[https://www.gyron.com/job.html]]></url>
<company><![CDATA[株式会社ユニヴァ・ジャイロン]]></company>
<city><![CDATA[東京都港区]]></city>
<state><![CDATA[東京都]]></state>
<country><![CDATA[JP]]></country>
<postalcode><![CDATA[106-0032]]></postalcode>
<description><![CDATA[Gyro-n製品の導入をサポートするお仕事です]]></description>
<salary><![CDATA[月給30万円〜]]></salary>
<jobtype><![CDATA[fulltime]]></jobtype>
</job>
</source>
Gyro-n DFMを活用したデータフィードの作成とは?
ツールを活用したデータフィードの作成には2つの方法があります。
- Gyro-nのクローラーが、サイトから求人情報を取得し作成
- 企業が保有する求人データベースのマスターデータと連携して作成
どちらの方法で作成、運用するかは、規模や仕組みによりますが、どちらの方法でも常に最新の情報でフィードデータを提供します。
お問合せいただくと、貴社にとって最適な方法をご提案させていただきます。
詳しくは、Gyro-n DFM for Jobsをご確認ください。
Indeed(インディード)関連ページ
- 求人広告データフィード作成
-
求人広告に必要なデータフィードの作成・更新・最適化など手間なく、安価で実現できるデータフィード最適化サービスです。
- 不動産広告のデータフィード作成
-
不動産広告に必要なデータフィード・タグの作成、更新、最適化など手間なく、安価で実現できるDFMツールです。
- ダイナミック広告の導入
-
ダイナミック広告の特徴や仕組みから、運用ポイントまで、専門知識がなくともすぐに導入方法について解説します。