Gyro-nは、Criteo Tech Partnerの「DATA FEED Partner(データフィードパートナー)」と「TAG Partner(タグパートナー)」に認定されています。
費用対効果が高く、人気のリターゲティング広告「Criteo(クリテオ)」について導入から運用まで詳しく説明します。
目次
Criteo(クリテオ)とは?
Criteoはフランス・パリに本社を置くCriteo社が提供しているダイナミック(動的)リターゲティング広告サービスの名称です。
広く認知されているため、数あるリターゲティング広告の中でも特に「Criteo」とサービス名称で呼ばれています。
最大の特徴である高性能なエンジンや膨大なビッグデータをもとにした独自のアルゴリズムで、ユーザーごとにパーソナライズされたバナーを適切に表示し高いパフォーマンスを実現することで、 費用対効果の高い広告商品として広く人気を集めています。
ダイナミック広告とは?
ダイナミック広告とは、過去のユーザーのサイト内の行動履歴を元に、最適な広告を自動的に作成・配信し、サイトに訪問されたお客様へパーソナライズされた広告を配信する仕組みです。
リターゲティング広告とは?
過去にウェブサイトに1度でも訪問したことのあるユーザーに対し、その後追跡しながら配信される広告です。
すでに訪問履歴がある興味の高いユーザーへの効果の高い広告手法として人気です。
ユーザーごとに最適化されたCriteoのダイナミックバナー
Criteo広告では、サイト内での行動履歴をもとにして、ユーザーごとにパーソナライズされた動的バナーが自動生成されます。
これらのバナーは後述する商品情報を一覧にしたデータフィードから自動生成されるため、広告クリエイティブを別途作成する必要がありません。
例えば、サイト内で閲覧した商品やカートに入れたたま購入していない商品、それらに関連した商品などが、一つのバナー上に複数配置、次々に入れ替わりながら表示されます。
ユーザーにとっては気になる商品が見つかりやすく、一般的な静的バナーよりもクリックされやすい傾向があります。
CRITEOの高性能エンジンのひとつであるDCO+(ダイナミッククリエイティブオプティマイゼーションプラス)から生成されるこれらのバナーは、17兆通りのデザインパターンがあると言われ、これによりユーザーごとに最適な商品レコメンドが実現します。
実際のバナーサンプルは以下のデモページで確認できます。
Criteoダイナミックバナーの例
Criteoは広告ソフトウェアのマーケットシェアでNo.1
Criteoはアドテク市場の広告ソフトウェアのシェア、収益等においてNo1の地位を獲得しており、広告ベンダー業界のマーケットリーダーとして認知されています。
クリテオで広告配信するメリット
Yahoo!JAPANに広告配信できる
CriteoはYahoo! JAPANをはじめとする大手主要メディアと提携しており、メディアとして圧倒的なPV数を持つYahoo! JAPANに配信できることは最大のメリットです。
Yahoo!の広告ネットワーク(YDA)にも配信できるため、良質な多数のメディアに配信が可能です。
YDAで配信できるメディアの例
- Excite(エキサイト)
- All About(オールアバウト)
- 食べログ
- アメーバブログ
- クックパッド
- 教えて!goo
- 大手新聞メディア(朝日、読売、毎日、スポート報知)
Criteoの配信ネットワークは日本最大級
Criteoは広告配信面の多さでも日本最大級です。
Yahoo!(YDA)だけでなく、Googleディスプレイ広告(GDA)やFacebook、Instagram等のSNSとも提携しており、配信スケールは日本最大級です。
日本のインターネットユーザー約10人中9人(88%)はCriteoの広告を見ているとの調査結果もあり、報告データからは、世界で日本が一番Criteo広告に接触している市場となっています。
日本で広く広告配信を行いたい場合は、圧倒的な配信面カバー率を持つCriteo広告が非常に有効です。
バナーが自動生成されるため、クリエイティブコストがかからない
ディスプレイ広告では、配信面に合わせてあらゆるサイズのバナークリエイティブを用意する必要があります。
Criteoは、自動的に広告クリエイティブを生成して配信するダイナミック広告のため、バナー作成のコストや時間を節約でき、効率的に運用できます。
Criteoのスピーディなローンチのコツと、成功するための運用のポイント
Criteoへ広告出稿には、多くの障壁があります。これらのポイントをしっかり押さえ、対応することでローンチスピードは格段と早くなり、また運用においても効果を最大化することが可能です。ローンチまでのコツと運用のポイントをまとめた資料をダウンロードいただけます
Criteo広告のデメリット
Criteo広告においてデメリットはほとんどありませんが、あえて挙げるなら出稿条件に制限があるため、コスト面など小さい規模で配信することが難しい面があります。
Criteoの出稿条件
Criteoの最低出稿金額は50万円です。
ただし消化期間についてのルールは特にありません。
また、出稿条件としてサイトの月間UU数が4万以上というものがあり、サイトの規模が小さく少しの予算から始めたいという場合は不向きとなっていましたが、こちらのルールが緩和され、要相談から掲載可となっているケースもあるため、一度CRITEOヘ相談してみるのもよいかと思います。
また、CRITEOは商品全体で最適化がかかるため、基本のキャンペーンでは特定商品での配信ができません。
通常キャンペーンとは別建てで特定商品のみの配信は可能となっていますが、予算が追加でかかるため、実施可能なサイトは限られるかもしれません。
Criteo広告配信のしくみ
最大の特徴は、膨大なデータから蓄積された高精度なエンジン
Criteoの主力広告は一度サイトに訪れたユーザーに対して、関連するバナーを表示し再訪を促すリターゲティング広告です。
サイト訪問したユーザーの、閲覧商品情報等をCriteoエンジンに送信、アルゴリズムによる解析を行います。
ターゲットユーザーがCriteo配信ネットワーク内のサイトを閲覧した際に、閲覧履歴のある商品情報や関連商品、レコメンド商品のバナーを自動で生成・表示します。
広告に表示されるバナーは、予め用意された商品データフィードからターゲットの行動履歴に合わせてクリック率・コンバージョン率の高いバナーを自動で最適化、表示しています。これにより高い広告パフォーマンスを実現しています。
Criteo広告導入のポイント
Criteoの広告出稿を始めるためには以下のポイントを押さえておく必要があります。
商品データフィードの作成
商品データフィードを用意する
データフィードとは、Webサイトに掲載している商品情報(商品名、価格、商品画像、商品説明文、カテゴリ)などをリスト化しものです。
Criteoが指定するフォーマットに変換したものを用意する必要があります。
商品データフィードの更新
データフィードをつねに最新の状態に更新する
Criteo広告は、商品データフィードから広告配信クリエイティブが自動生成されます。
商品アイテムの在庫切れや、価格変動、商品ページのリンク先の変更などの更新情報がフィードに正しく反映されていないと、誤った情報の広告を配信することになってしまい、コストの無駄やパフォーマンスの低下につながります。
そのためデータフィードは常に最新の内容に更新しておく必要があります。
CRITEOタグのカスタマイズと実装
7種類のCriteoタグを適切なページに正しく実装する
Criteoの特徴である高度なアルゴリズムによる解析は、7種類のCriteoタグを自社サイトに設置することにより実現されています。
これらのタグを各ウェブサイトの状況に合わせてカスタマイズすることでより高い広告効果が得られます。
しかし、正しく実装するにはJavascriptの専門知識はもちろんのこと、Criteo広告やフィード設計についての知識などが必要となります。
Criteo導入・運用を自動化するGyro-n DFM
Criteoへ広告出稿するには、これらの3つの導入ポイントをクリアしておく必要があります。
とはいえ、データフィードの作成や更新を手動で行うには限界があり、管理コストも無視できません。
初期の実装におけるエンジニアリソースの確保、および定期的に必要となるデータフィードのメンテナンスをクリアできる企業しか広告出稿できない、あるいはCriteo本来のパフォーマンスを享受することができないという側面がありました。
こうした導入時のハードルをクリアすべく開発したDFOツールが、Gyro-n DFMです。
Gyro-n DFMであれば専門的な技術や知識がなくても、Criteo広告の導入が可能です。
データフィードの作成はGyro-nのクロール技術で日々の更新もスムーズ。メンテナンスや調整等もおまかせください。
Criteoの特徴である7種類のタグも、Gyro-nの専門スタッフが自社サイトに合せたタグにカスタマイズ、生成致しますので、専門的な技術や知識は必要ありません。
データフィードの作成からタグのカスタマイズまで、Gyro-nDFMは導入準備にかかる手間はもちろんのこと、導入後の日々のフィード更新やメンテナンス等の負荷を徹底的に削減します。
Criteoのスピーディなローンチのコツと、成功するための運用のポイント
Criteoへ広告出稿には、多くの障壁があります。これらのポイントをしっかり押さえ、対応することでローンチスピードは格段と早くなり、また運用においても効果を最大化することが可能です。ローンチまでのコツと運用のポイントをまとめた資料をダウンロードいただけます
Gyro-n DFMを利用した広告配信の流れ
- データフィードの作成はGyro-nのクロール技術によりデータベース化
- Criteo用フォーマットにフィードを作成
- フィードデータのバリデーションチェック
- 7種類のCriteoタグを必要な形式に自動カスタマイズ
- タグの設置
- Criteo広告配信スタート
Criteoやデータフィードを活用した広告導入を検討している場合は、Gyro-nまでお気軽にお問い合わせください。
Criteo(クリテオ)導入に関連するページ
- DFOツールならGyro-n DFM
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データフィード導入・運用の全てを自動化するデータフィード最適化(DFO)ツール
- DFO(データフィード最適化)とは?
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広告配信を効果的・効率的に行うためのデータフィード最適化(DFO)のしくみを解説。
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