マーケティング専門家集団×開発力【ジャイロン】

ステップフォームとは?コンバージョンを劇的に改善するその仕組みと理由

2024/09/26
向井 重文
  • EFO
ステップフォームとは?コンバージョンを劇的に改善できるその仕組みと理由

コンバージョン改善を目指しているなら、即効性のある施策としてEFO(エントリーフォーム最適化)が非常に効果的です。

EFOは、フォーム入力中にユーザーをアシストすることで、途中での離脱を減らし、フォームの完了率を高めます。
モチベーションの高いユーザーを、スムーズにサンクスページへ導くことで、結果的にコンバージョン率の改善が期待できます。

しかし、EFOによる入力アシストだけでは解決できない、フォーム自体の構造に起因する問題が存在します。
特に、質問項目が多かったり複雑だったりする場合、スマートフォンの小さな画面では操作が難しくなり、離脱の大きな原因となり得ます。
この問題を解決するために、ステップフォームが非常に有効です。

スマートフォンでの利用において、ステップごとに1つずつ質問を表示し、ユーザーをシンプルにナビゲートすることで、操作が直感的かつ負担の少ないものになります。

ここでは、ステップフォームの仕組みとそのメリットを詳しく解説していきます。
フォーム改善の次のステップをお考えの方には、ぜひ読み進めてください。

ステップフォームとは?基礎と概要

ステップフォームは、ユーザーが複数の入力項目を一度に入力するのではなく、段階的に小さなステップに分けて入力を進めていく形式のフォームです。
ステップ式フォーム、段階式フォームなどとも呼ばれます。

従来のフォームは、すべての項目が1ページに表示される「一括入力型」が一般的ですが、これに対し、ステップフォームは一度に少量の情報だけを表示します。

この形式は特に、長いフォームや複雑な入力が必要な場合に効果的です。 従来型のフォームでは、一度に多くの項目を入力しなければならず、ユーザーが途中で離脱してしまうリスクが高まることがあります。

ステップフォームは、ユーザーの心理的負担を減らし、一つ一つ段階的に情報入力を確定させることで、完了率が高まるのが特徴です。

従来の一括型フォームとステップフォームの違い
従来の一括型フォームとステップフォームの違い

ステップフォームのメリット

ステップフォームは、従来の一括入力型フォームに比べて多くの利点があります。

離脱率を低減し、コンバージョン率を向上させる

フォームの離脱率が高いことは、多くのサイト運営者にとって頭の痛い問題です。
ステップフォームは、この問題に対する効果的なソリューションです。

一括入力型フォームでは、ユーザーが一度に多くの情報を入力する必要があり、その負担感から途中でフォームを放棄してしまうケースが多発します。

一方、ステップフォームでは、入力項目を複数のステップに分割することで、ユーザーにとって一度に求められる情報量が減少し、ユーザーは「次のステップへ進む」という小さな達成感を得ながら、自然とフォームの入力を続けやすくなります。

結果として、コンバージョン率の向上が期待できます。

ステップインジケーターやプログレスバーの心理的効果

ステップインジケーター(進捗バー)やプログレスバーは、ステップ式フォームの重要な要素となります。
これらの視覚的なガイドは、ユーザーに現在の進捗状況を明確に伝える役割を果たします。

心理学的には、人は自分の進捗を確認できることで、目標達成に向けた意欲が高まります。
プログレスバーが「あと2ステップ」と示すことで、ユーザーは完了までの道のりを具体的にイメージしやすくなります。

また、ステップインジケーターが視覚的に段階を示すことで、ユーザーは自分の進行状況を確認しながら、次のステップへとスムーズに移行できます。

このような視覚的なフィードバックは、ユーザーのストレスを軽減し、フォーム入力の体験をよりポジティブなものにします。

ユーザーの負担を軽減するシンプルな入力プロセス

ステップ式フォームは、各ステップで少量の情報を求めるため、ユーザーにとって入力の負担が大幅に軽減されます。

特にスマホなどの小さな画面での操作において、複雑なフォームを一気に入力するのは面倒ですが、ステップ式に分けることで、自然に情報を入力する体験となりシンプルなプロセスになります。

段階的に入力することで「次へ進む」という小さな成功体験が得られ、ユーザーは継続してフォームを完了する意欲につながります。

ステップフォームのメリットを深く理解することで、フォーム設計における最適なアプローチを選択し、ユーザー体験の向上とコンバージョン率の改善を目指すことができます。

ステップフォームのメリット
ステップフォームのメリット

ステップ式フォームどのようなフォームに向いているのか?

ステップ式フォームは、特に次のようなケースで効果的です。

複雑な情報を必要とするサービス

例えば、情報確認の多いの申し込みや、詳細な個人情報や条件が必要なフォームにおいては、情報を段階的に集めることが非常に重要です。

ステップごとに内容を絞り込み、適切なタイミングでユーザーに情報を入力させることで、情報の整合性が保たれ、ユーザーも途中で迷うことが少なくなります。

長いアンケートや調査フォーム

入力項目が多いアンケートフォームやマーケット調査などでも、ステップ式は有効です。

段階的に質問を提示し、ユーザーが負担なく答えを選びやすくなるため、最後までフォームを完了させる確率が上がります。

ECサイトやサブスクリプションサービス

商品の購入や会員登録といったプロセスでもステップ式フォームは適しています。

特に、購買意欲の高いユーザーに対して、不要な情報を一度に求めるのではなく、まず最も重要な項目(氏名やメールアドレスなど)を入力させ、その後のステップで住所や決済情報などを集めるという手法が効果的です。

段階的なプロセスはユーザーの完了率を高め、購入や登録がスムーズに進むよう設計されています。

スマートフォンユーザーが多いウェブサイト

スマートフォンでのフォーム入力は、PCに比べて難易度が高いことが多いです。
画面が小さく、キーボード入力も制限されるため、長いフォームや複雑な入力がユーザーのストレスになることが少なくありません。

こうした問題に対応するために、ステップフォームは特にスマートフォンユーザーに向いています。

ステップフォームのデメリット

ステップ式フォームには多くの利点がありますが、以下のようなデメリットも存在します。

入力プロセスの長期化

各ステップを細かく分割しすぎると、ユーザーによっては「手続きが長く感じる」ことがあります。特に、各ステップが短くても「次へ進む」ボタンを何度もクリックする必要があるため、全体の入力時間が長く感じられる場合があります。

適切なステップ数と情報設計

適切なステップ数と情報設計を決定することは、ステップ式フォームを成功させるための重要な要素です。 ユーザーにとって負担を感じないながらも、必要な情報を効果的に収集するためには、適切なバランスを見極めることが大切です。

ステップ数の適正化

適切なステップ数は、収集する情報の量と複雑さにより異なります。
一般的に、3~5ステップが理想的とされていますが、フォームの内容や目的により柔軟に調整が必要です。

各ステップは、ユーザーが次に進む意欲を失わない程度の情報量に抑え、入力内容が多すぎないようにします。
短いステップは、ユーザーが達成感を得ながら進められるため、離脱率を下げることに効果的です。

情報設計の工夫

ステップ式フォームで収集する情報を適切に設計することは、ユーザーの体験を左右します。

以下のような設計に気を配るようにしてください。

関連情報をまとめる

各ステップで入力する内容は、同じカテゴリや意味を持つ情報をまとめることが大切です。
例えば、最初のステップで個人情報を集め、次に住所や配送情報、最後に支払い情報を求めるといった分け方が理想的です。

このように情報を整理することで、ユーザーは自分が何を入力しているのか、次に何を求められるのかが明確になります。

必須項目とオプション項目を分ける

全ての質問が必須であるとは限らないため、必須項目とオプション項目を明確に分け、ユーザーが無駄な情報を入力しないようにすることも重要です。

特に、オプション項目を含めすぎると、ステップ数が増え、完了までに疲労感を引き起こす可能性があります。

エラーメッセージの最適化

ステップ式フォームの各段階でユーザーがエラーを起こした場合、即時にフィードバックを提供することが大切です。

次のステップに進んでからエラーメッセージが出ると、ユーザーは前のステップに戻って修正する手間が増え、ストレスが大きく離脱につながります。

リアルタイムでのエラーチェックは、EFO(エントリーフォーム最適化)の機能が実装されていることが望ましいです。

ステップフォームの導入なら、Gyro-n EFOネクストが最適解

これまで解説してきたステップフォームの利点やデメリットを考慮しながら、最も効果的かつ効率的にステップフォームを導入するためには、Gyro-n EFOネクストが理想的なソリューションです。

ステップ式フォームの導入には技術的な課題や設計の工夫が必要ですが、このツールはそれらを包括的にクリアし、導入の手間を最小限に抑えつつ、高いコンバージョン率を実現します。

ステップフォームの導入なら、Gyro-n EFO
ステップフォームの導入なら、Gyro-n EFO

従来のフォームを自動でステップ形式に変換

すでに運用している従来型の一括入力フォームをステップ式に変えるのは、通常多くの時間とコストを伴います。
しかし、Gyro-n EFOネクストでは、既存のフォームをゼロから作り直す必要がありません。

このツールは、現在のフォームをステップ形式に変換するするため、導入が非常に簡単です。開発リソースを大幅に節約し、素早く効果的なステップ式フォームを展開できます。

スマホだけでなくPCでも効果的に利用可能

ステップ式フォームは、特にスマホユーザーに対して高い効果を発揮しますが、PCユーザーにとっても非常に有用です。

複雑な情報を収集するフォームや、長時間かかる入力プロセスでは、PCユーザーにも段階的な入力が好まれることがあります。

Gyro-n EFOネクストは、モバイル端末とPCの両方で効果的にステップ式フォームを運用できるため、すべてのデバイスにおいて一貫した優れたユーザー体験を提供します。

導入はタグを挿入するだけ

マーケティング担当者やウェブ運営者は、多忙なスケジュールの中で新しいシステムやツールを導入する時間を取るのが難しいことがよくあります。

Gyro-n EFOネクストの最大の利点のひとつは、そのシンプルな導入プロセスです。
導入に必要な作業は、サイトにタグを挿入するだけ。

これだけで、従来のフォームがステップ式フォームに変換され、即座に効果を確認できます 。
煩雑な設定や複雑な技術的な作業は不要です。

ステップフォーム×EFO:最強の組み合わせ

ステップ式フォームとEFO(Entry Form Optimization)の組み合わせは、フォームの最適化において強力な効果を発揮します。

ユーザーがフォーム入力をスムーズに完了するための設計と、エラーチェックや進捗管理の機能が統合されていることで、最終的なコンバージョン率が大幅に向上します。

Gyro-n EFOネクストは、この両者を統合した最適解として、多くのビジネスでその効果を実現しています。

Gyro-n EFOネクストならフォームが抱える問題をすべて解決できます。

ステップ式フォームを導入するにあたり、さまざまな要素(コスト、時間、精度、効果)を考慮すると、Gyro-n EFOネクストは最も実践的で効果的なソリューションです。

簡単な導入で最大の効果を生み出し、ユーザー体験の向上とコンバージョン率の改善を同時に実現できます。

ビジネスの成長に貢献するGyro-n EFOネクストをぜひ検討してみてください。

Gyro-n EFOネクスト

一問一答のクリアなステップ式フォームとEFOのアシストで、ユーザーをコンバージョンまで導く!

次の記事
コンバージョン率UP!スマホサイトの入力フォームデザインで押さえるべき改善策
前の記事
PC/SP別フォームEFO実装例

ステップフォーム 関連ページ

ステップ式フォーム×EFOならGyro-n EFOネクスト

EFOを実装した既存のフォームを自動でステップ式に変換しスマホフォームのCV率を改善します

ステップ式フォーム×EFOならGyro-n EFOネクスト
Gyro-n EFOの入力支援機能

フォーム入力を支援する20の機能でコンバージョンを劇的に改善します。

Gyro-n EFOの入力支援機能
EFO対策・EFOツール導入ならGyro-n

導入の手間いらず。国内6000フォームを改善!安心の導入サポートでサイトの売上アップに貢献。

EFO対策・EFOツール導入ならGyro-n