入力フォームに来たユーザーをコンバージョンに近づける、今すぐ始められる対策!

Web上で資料請求や商品購入などをユーザーに求める際には、フォームに必要事項を入力してもらうというステップが必要です。これがゴール(コンバージョン)への最後のアクションとなります。
しかし、実際にフォームへはきたものの何もアクションする事なくユーザーが離脱してしまう、直帰という現象がここで発生します。また、せっかく必要事項を入力したのに確認ボタンを押すまでエラーが分からないため、確認画面からまたフォームに戻って入力しなおすという動作の繰り返しで感じる「面倒さ」「ストレス」によって、多くのユーザーが途中離脱してしまう場合もあります。
何もアクションを起こさずフォームから離脱をしてしまうことを「直帰」と呼びますが、このユーザーのパターンを見てみると下記のように分類できます。
入力フォームに到達する過程やモチベーションが異なっているのがわかります。
入力フォームに来るユーザーのそれぞれの目的とその対策
- 意図せず来てしまった方
もともと入力フォームに来るつもりがなかったので、入力するつもりはそもそもない。 - 目的を果たそうと来た方
資料請求や、商品購入等の目的を果たそうとする意識が高いので、入力へのモチベーションも高い。多少手間やストレスを感じても乗り越えて入力完了に至る確率も高い。 - 買ってもいいかも。問合せてみようかな。と軽い気持ちでやって来た方
2ほど目的意識や入力へのモチベーションは高くない。そのため入力箇所が多かったり、再入力で手間やストレスを感じたりすると容易に離脱をしてしまう。
「意図せず来てしまった方」への対策
そもそも入力するつもりすらないので、入力フォームに到達する前の段階で改善が必要です。入力フォームにリンクしているボタンの文言を、例えば「資料請求フォームへすすむ」などアクションを明確に記載したものにすることで、意図しない入力フォームへの遷移による直帰を防ぐ事ができます。
「目的を果たそうと来た方」への対策
1の場合とは反対で、もともと目的を果たそうと入力フォームへ到達しています。この場合、積極的に入力を始めてもらえそうです。何も改善策を立てなくても入力を完了するという目的は果たしてもらえますが、お客様に不要なストレスを与えることは好ましいことではありません。可能な限り使いやすいフォームに改善していく努力はもちろん必要です。
「買ってもいいかも。問合せてみようかな。と軽い気持ちでやって来た方」への対策
入力する可能性は大いにありますが、直帰となってしまう可能性も低くはありません。ですが、入力のハードルを下げることによってこのタイプのユーザーが直帰する可能性を下げる事ができます。
入力フォームを見た途端、項目がずらっと並び入力が多そうなフォームだと、「時間もかかりそうだし手間がかかって面倒くさそう。」と思われ直帰に至ってしまう事が多いので、自然に入力を始めてもらえるようなフォームへと改善をしていく対策が必要になります。
フォームの入力に対するハードルを下げる
1. 手短に入力できるフォームに見せる事
重要ではない項目(情報)はフォームから削り、手短に入力出来るフォームに見せることで、入力のハードルを下げる事ができます。
2.入力所要時間をアナウンスする
入力自体は時間を要する事ですが、「入力所要時間は約○分です」とあらかじめおおまかな入力時間を知らせる事で、「そんなに手間を要さない」という印象を与える事ができ、入力のハードルを下げる事ができます。
3.SSLによって個人情報の送信が安全に行われている事を伝える
個人情報の漏洩が心配で入力をためらってしまう事があります。SSLで暗号化し安全に送信されている事を伝えましょう。
4.何の為の入力フォームかを告知する
例えばある商品でお試し期間中の無料商品を申し込もうと入力フォームに遷移してきた場合、これが「お試し期間中の無料商品申し込みフォーム」だと認識できないと、「申し込みしたいのは無料商品なのに、有料商品の申し込みフォームにきてしまったのではないか?」と不安に思います。そのまま遷移元のページに戻り、入力フォームに帰ってこない可能性も低くありません。こういった事態を防ぐためにも、テキスト等を使用して告知する対策が必要です。
これらの対策は、入力フォームをお持ちの企業様自身で行っていく事で改善が見込める内容です。是非参考にして頂き、コンバージョン改善のお役に立てればと思います。
今回はエントリーフォームからの直帰対策をご紹介しましたが、次回のEFO(エントリーフォーム最適化)のコラムでは、途中離脱についての対策をご紹介します。